基礎登山用語集 

ま〜ら行

マウスを文字に重ねると、説明文がでます。

ま行 

巻く まく
通過困難な場所やピークを迂回すること。迂回路を巻き道と呼ぶ。
 

まど
急峻に切れ込む稜線。キレットの富山県側の呼び名。大窓、小窓、三ノ窓など。
 

胸突き八丁 むなつきはっちょう
急峻な登りのこと。一般に、頂上や峠近くのコース終盤に現れる急坂を指す。
 

木道 もくどう
湿原やお花畑などの植生保護のために敷かれた木の歩道。濡れると滑りやすい。
 

モルゲンロート Morgenrot(独)
山々が朝の陽光で赤く染まること。逆に夕日に染まることをアーベントロートという。
 

モレーンmoraine
氷河により運ばれた岩石が氷河末端や氷河の横に蓄積した地形。日本では北海道の高山や槍沢、日本アルプスでみられる。
 




や行 

やせ尾根 やせおね
両側が鋭く切れ落ちた細い尾根。登山コースによっては、馬ノ背、刃渡りなどと呼ばれる。
 

ヤッホー ya-ho
山頂で上げる声。近年は減っているが日本の山では一般的。しかし、日本独特の文化で、語源ははっきりしないがヨーロッパからのヨーデルが変化していったという説がある。
 

ヤブこぎ やぶこぎ
ヤブをかき分けながら進むこと。一般道であっても刈り取りのないコースでは、ヤブこぎを強いられることもある。
 

山屋 やまや
登山愛好家、登山マニアのこと。山ヤとも書く。沢登愛好家を沢屋、岩登り愛好家を岩屋ということもある。
 

雪形 ゆきがた
雪解けの時期に残雪の形や地肌の文様が、人や馬などなんらかの形に見えること。蝶ヶ岳や燧ケ岳など
 

予備日 よびび
登山日程に余裕を持たせるために、計画に組み込んでおく日。悪天候で停滞する場合などに使用する。
 




ら行 

落石 らくせき
上から落ちてくる石。自然落石と人為落石がある。落石が起きたり、落ちるのを見た場合には「ラクッ!」と大声で叫び周囲に知らせるのがマナー。
 

ラッセル 登山雪山で、深雪をかき分けて歩くこと。  

リッジ ridge
尾根や山陵のこと。
 

リングワンデリング Ringwanderung(独)
視界が悪い場所で道に迷い、歩いているうちにいつの間にか元の場所に戻ってしまうこと。霧や降雪、夜間行動の時などや、地形的な特徴がない場所で起こりやすい。
 

林道 りんどう
車が通ることができる広い山道。林業作業用の車や普通車が通れる道をいう。舗装未舗装は問わない。
 

ルートファインディング route-finding
自分が進む正しい道や方向を見つけること。
 

レイヤードlayeredく
いっ重ね着。ベース(アンダーウェアなど)ミッド(フリースなど)アウター(透湿性防水素材ウェアなど)に大別される。
 
 

ローインパクト low impact
野営自然の中での行動で、環境に与える影響を最小限にとどめて行動することや考え方。
 
 

露岩 ろがん
現在地上に露出している岩石。蛇紋岩など露岩を構成する岩によって、滑りやすくなることもある。
 
 




た・な・は行  PAGE TOP   


HOME プロフィール ブログ 山行報告 フォトギャラリー 山の花 バッジコレクション 愛用ギア 日本百名山 山のあれこれ BBS メール RINK 

since 2011/6/20 by youyou
Copyright(c) 2011 youyou. All Rights Reserved


inserted by FC2 system