〜ゆうゆう隊の山便り〜


美しいブナ林が広がる秋川流域最高峰へ

16 三頭山




秋川の源頭の山である三頭山(みとうさん)は、山名の通り西峰・中央峰・東峰の三つの山頂からなり

奥多摩三山(御岳山・御前山・三頭山)の最高峰である。どっしりとした山容を持ち奥多摩の中でも目

立つ存在である。かつては不便なアプローチのため秘峰とまで呼ばれていたが、都民の森開設に伴いコ

ースも整備され、安心して展望の良い山頂を訪れることができる。また、花の百名山としても知られ、

早春に咲く「ハシリドコロ」の群生は見ごたえがある。




概     要

日時  
2011年4月24日日曜日 日帰り  天候:晴れ時々曇り  
 
所在地   
東京都桧原村・西多摩郡奥多摩町・山梨県上野原市

山名・山域 
三頭山(みとうさん) 標高:西峰1527m 中央峰1531m 東峰1528m

山域:奥多摩 日本三百名山、山梨百名山、花の百名山 
   

位置
 

東峰
北緯35度44分19秒 東経139度0分51秒 三等三角点

参考コース 

都民の森駐車場⇒鞘口峠⇒見晴し小屋⇒東峰⇒中央峰⇒西峰⇒ムシカリ峠⇒三頭大滝⇒森林館

⇒都民の森駐車場 平均歩行時間3時間

コースタイム 

都民の森駐車場9:48→ 森林館9:55→ 鞘口峠10:09→ 見晴し小屋(休憩)10:45→ 東峰11:31→ 

中央峰11:33→ 西峰11:39 → ランチ13:22
→ ムシカリ峠13:33→ 三頭大滝(休憩)14:15→ 

森林館(内部見学)14:47→ 都民の森駐車場15:05


体力度 


★★☆☆☆   ※あくまでも個人的な主観です。
 

技術度 
★☆☆☆☆  ※あくまでも個人的な主観です。
 
最大標高差 
約539m

歩行時間 
約5時間17分(休憩・ランチ含む)
歩行距離 
約5.2km
 


コースマップ(再生ボタンで動きます)









山域アクセス


公共交通
 

JR五日市線武蔵五日市駅⇒西東京バス1時間8分 ⇒都民の森バス停 

マイカー
 

・圏央道日の出ICから五日市海道〜奥多摩周遊道路経由で約37km
・中央道上野原ICから檜原街道〜武甲トンネル経由で約30km
・中央道八王子ICから約45km

都民の森無料駐車場あり(約100台収容)夕方以降は閉鎖されるので注意が必要。 
※奥多摩周遊道路は、夏期午前8時〜午後19時、冬期午前9時〜午後18時間通行可能。

ふるさと情報
 


奥多摩町HP

奥多摩観光協会HP

東京都檜原都民の森HP

奥多摩湖水と緑のふれあい館(東京都水道局HP)

三頭山荘HP




※当サイトの情報は、あくまでも管理者の見解・情報ですので参考程度にご覧ください。





山行レポート

3月11日、ご承知の通り未憎悪の震災があった。東北出身の隊長は、しばらく山に行くことを自粛していたが、

久しぶりに選んだ山は奥多摩。登山としてこの領域に入るのは初めてのことであり、非常に楽しみにしていた。

この山を選んだ最大の目的は、奥多摩への初入山と、この夏テント泊に向けての荷重歩行訓練を兼ねての山

行である。山麓では桜も散り始めていたが、奥深い奥多摩の山は、新しい芽吹きの息遣いが今まさに聞こえて

きそうな青空のもと、奥多摩三山最高峰の三頭山に向け、もっとも多く登られている登山口を出発した。


青空の広がる都民の森駐車場
(ここにマウスを重ねると説明文が出ます) 檜原都民の森
197ヘクタールを誇る広大な森林を持ち、奥多摩の名峰三頭山(標高1,527.5m)に源を発した水は、地域住民のほか、森を訪れる多くの都民に利用されている。清涼な水は、時には、岩肌を一気に落ちる落差35mもの三頭大滝となるなど、美しい渓相を見せながら、秋川、多摩川を経て東京湾に注ぐ。 豊かな自然の中で、ハイキング、バードウォッチング、川遊び、キャンプを愉しみ、温かいもてなしの食事処や民宿でヤマメの塩焼き、こんにゃく、山菜などの料理に舌鼓を打ち、温泉で都会の疲れを癒す……。檜原村は、山里の風情が残り、豊かな森林の恵みを全身で感じることのできる、都内で数少ない地域である。

所在地
東京都西多摩郡檜原村
数馬7146
 




重量約8`前後を背負っての山行

ここから登山口に入っていく




平坦な取付きだが、なれない重量はグッと肩にくる

整備されたツガの路登山道を登る


 

鞘口峠到着 ここから急登になる
(ここにマウスを重ねると案内板写真が出ます)


静かな深い山を歩く

眼下に奥多摩湖も見えてくる
(ここにマウスを重ねると写真が出ます)
 



分岐を見晴し小屋に向け針路をとる

見晴し小屋到着、ここで写真を撮っていただく
(ここにマウスを重ねると写真が出ます)
 






探鳥への路分岐、山頂めざし進む

短い行程とはいえ、重さはずしっとくる



春を待つ静かなブナ林の登山道

東峰まであと少し



3等三角点がある標高1527.5m東峰到着



東峰展望台から、大岳山〜馬頭刈尾根、新宿方面を望む




標高1531m中央峰到着

最高標だが閑散とした場所である



西峰到着
(ここにマウスを重ねると説明文が出ます) 標高1524.5mの山頂は、三つの山頂のうちもっとも標高が引くい。しかし、開けた展望からは富士山の絶景スポットとしてと人気がある。
三頭山は約800万年前地下から溶岩が突き上げ、およそ8合目までが石英閃緑岩で占められている。
 



西峰から望む雲取山方向





展望台から見事に富士山が見えていたが、雲が邪魔・・



雲が取れ、素晴らしい山容をみせる富士山




西峰にはベンチが多くあり、富士を望みながらのランチ

山での食事は、いつでも旨い




西峰よりムシカリ峠に向けての下山

ムシカリ峠より三頭大滝を目指す




数多くの登山者がいたが、下山はほとんど出くわさない

三頭沢伝いの下山



春を待つ、森の声を動画でどうぞ





あずまや到着

眼下には奥多摩湖も見えてくる
(ここにマウスを重ねると説明文が出ます)
落差30mの三頭大滝を吊り橋から望むことができる。多摩川水系最大の支流、秋川側の上流部にあたる。





三頭大滝
(ここにマウスを重ねると三頭大滝が出ます)  




大滝からはチップが敷き詰められた遊歩道に

深い奥多摩の山々が見渡せる



都民の森で団子を頂き、山行も無事終了





何度となく訪れていた奥多摩だが、登山を始めてからも一度も踏み込むことがなかった

深い森と、急峻なイメージがある奥多摩の山々だが、とても気持ちがよく山行が出来て

改めて、ここが東京都であるということにビックリさせられた。訪れた時期がまだ春を待つ

森だったので、展望も所々で望めたし、何より風が非常に心地よかったと覚えている。山


頂付近には巨木のブナ林が広がり、都民の水源を支えているという三頭山。木々たちが

一斉に緑の若葉を付けたころ、それは素晴らしい森林浴ができる山ではないだろうか。








三頭山の詳しいレポートは、ゆうゆうブログ「好き勝手な趣味の時間」に掲載!

    

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