〜ゆうゆう隊の山便り〜


世界一の登山者数を誇る東京のオアシスへ

9 高尾山〜城山




都心から一本で気軽に行け、広く都民に親しまれている高尾山。近年ミシュラン三ツ星

を獲得し、さらに関東屈指のパワースポットとしても注目を集めているが山頂にたたずむ

高尾山薬王院は、かつて修験道の霊場だった聖地。山腹には多くの自然研究路が整備

され、153科1300種類が生息していると言う。大都会を離れて、豊かな自然に触れる事が

できる絶好の山である。





概     要

日時  
2010年10月3日日曜日 日帰り  天候:晴れ時々曇り  気温:八王子市24℃ 
 
所在地   
東京都八王子市(高尾山)

東京都八王子市〜神奈川県相模原市緑区境界(小仏城山)

山名・山域 
高尾山 標高:599.2m  

小仏城山 標高:670.3m  

山域:関東山地 ミシュラン三ツ星 


位置
 

高尾山                                                
北緯35度37分30.59秒 東経139度14分36.99秒  二等三角点  

小仏城山
北緯35度37分47秒  東経139度13分16秒 四等三角点

参考コース 
高尾山口⇒1号路⇒展望台⇒薬王院⇒山頂⇒もみじ台⇒小仏城山⇒6号路⇒清滝 

平均時間3時間40分

コースタイム 
高尾山口8:45→ 清滝駅8:57(1号路)→ 展望台9:42→ 休憩10:05→ 薬王院本社10:35

高尾山頂10:48→ 休憩11:26→ 一丁平(奥高尾)11:50→ 小仏城山12:20→ 休憩12:45

高尾山頂分岐(6号路)13:28→ 琵琶滝14:18→ 6号路入口14:28→ 清滝駅14:34
 

体力度 
★☆☆☆☆  ※あくまでも個人的な主観です。
 
技術度 
★☆☆☆☆  ※あくまでも個人的な主観です。
 
累計標高差 
約483m
 
歩行時間 
約4時間07分(休息含めない)
 
歩行距離 
約12.3km
 


コースマップ(再生ボタンで動きます)





山域アクセス


公共交通
 

京王高尾線高尾山口駅⇒ (徒歩5分)⇒高尾登山鉄道清滝駅


マイカー
 

中央道八王子ICから国道16号〜20号経由で約11km 

八王子市営高尾山口駅前駐車場あり(約130台収容)

 

ふるさと情報
 

高尾山公式高尾登山鉄道HP  

高尾山総合インフォメーションHP
 

※当サイトの情報は、あくまでも管理者の見解・情報ですので参考程度にご覧ください。




山行レポート


一度は訪れてみようと思っていた高尾山。10月3日は日本アルパインガイド協会が制定した「登山の日」

この日に合わせて、世界一登山者数が多いと言われる高尾山を電車で目指した。

高尾山から奥高尾の城山まで足をのばし、日ごろの喧騒を忘れ、身近に東京の大自然を感ようと出発した。



高尾山口駅を降りれば既に高尾山域 

5分ほどで清滝駅到着 ここが出発点となる 



1号路でまずは展望台まで出発 

1号路道標起点 





広くのどかな登山道 

緩やかに登っていく





展望台では腹ごしらえの焼だんご 

多くの茶店が賑わいを見せる





展望台より都心方向を望む






たこ杉といわれる巨木杉

頭をなでるとご利益があるとか・・ 


今からおよそ600年前、水行を終えた俊原大徳が、高尾山に登る道に大きな霊杉が根を張り

通行の邪魔であったため、般若心経を唱えると、たちまち根を巻いて開かれたといういわれがある。




浄心門をくぐれば、殺生を厳しく戒める道

杉並木を通過し四天王門へ 





高尾山の守り神天狗の前で 


昔は山伏が深山幽谷にこもって難行苦境を重ね、やがて高尾山の霊気と融合し

呪力、験力を体得し山伏が天狗となったと言われている。



願いが叶うようにと念じて潜る 

大鍚杖を鳴らし諸願成就 





仁王門

見事な彫刻の本堂 





更に階段を登る

色彩豊かな薬王院本社 




奥の院への階段を超える

高尾山三角点山頂到着 




とても開けた山頂は599.03m


高尾山

関東山地の東縁に位置する山の一つで、明治の森高尾国定公園に指定されているため

キャンプやバーベキュー、植物の採取、鳥類の捕獲も禁止されている。近年は行楽地と

して有名であるが、元来修験道の霊場であり高尾山薬王院有喜寺の寺域となっている。

その為、首都圏に近いながらも天然の森林が守られてきた。中腹には、数多くの建物や

文化財を有し、さる園や野草園や展望台も整備されており全長1697kmの東海道自然

歩道の起点となっている。






大見晴回地からの展望 遠くは丹沢山域 

奥高尾へと進路を取る 





整備された道は歩きやすい 

階段を避け、のんびりと城山を目指す 





一丁平付近からの展望 雲が多い日だった





小仏城山到着

城山茶屋で休憩 


小仏城山

東海道自然道、奥高尾縦走、関東ふれあい道が通るやまで、多くの登山者が訪れる。

戦国時代以前、小規模な山城であった事に由来し山名となっている。




名物なめこ汁を頂く 





時間の関係もあり城山で引き返す 

里山の自然いっぱいな楽しい山行 





山頂を巻いて6号路に進路を取る

自然あふれる6号路 





変化に富んだ登山道

沢の水と一緒に下山 





琵琶滝

 弘法大師の伝説が残る岩屋大師



落差10mの琵琶滝は、修験者が本格的な修行の前に心身を清める場所で、現在でも滝に打たれる事が出来る。




6号路入口到着 無事下山 





山行の締めは、高橋家でのとろろそば



沢山の観光客、登山者であふれていた高尾山。


さすが人気の山であり、世界一登山者数と言われるだけの事はある。

都心からのアクセスも良く、身近に大自然を味わえる素敵な山だった。

今回は時間の関係から陣馬山までの縦走は出来なかったが、いずれ

挑戦したい。1年を通し楽しめるが、人の多さに閉口し、高尾山を静かに

歩いてみたいと思ったのも事実。しかし、訪れてみなければわからない良

さが、たくさん詰まった山だった。







高尾山の詳しいレポートは、ゆうゆうブログ「好き勝手な趣味の時間」に掲載!

    

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